部屋探しのコツ7選!一人暮らし&二人暮らしの賃貸の探し方は?

賃貸ノウハウ

「初めての部屋探しで何から始めればいいか分からない…」「失敗しない部屋探しのコツが知りたい!」

これから引越しを控えてこんな不安を抱えている方は多いのではないでしょうか。

部屋探しはコツを押さえれば、効率よく理想の物件にたどり着けるはず。

この記事では、部屋探しのコツ7選から賃貸探し方の裏技、一人暮らし・二人暮らしなど属性別の注意点まで徹底解説します。

時期の目安、希望条件の決め方、内見ポイント、家賃を抑える方法、よくある失敗談と知恵袋の質問も紹介しているので、これから部屋探しをする方はぜひご参考ください。

【部屋探しのコツ7選】プロが教える部屋探しポイントとは?

部屋探しのコツとして、押さえておくべき7つのポイントがあります。

物件選びや内見でチェックすべき点など、不動産のプロ視点から厳選した「部屋探しのコツ7選」について、まずは全体像を見ていきます。

部屋探しのコツ7選の早見一覧

部屋探しのコツとして、以下の7つのポイントが挙げられます。

▼部屋探しのコツ7選

項目 詳細
探す時期 入居希望日の2〜3ヶ月前から探し始める
希望条件 希望条件をリスト化して
譲れない条件と妥協できる条件を明確にする
不動産会社 大手サイトと地元の不動産屋を組み合わせる
内見 1日に2〜3件まわって比較する
家賃 フリーレントや初期費用交渉で家賃を抑える
属性 自分の属性
(一人暮らし/二人暮らし/学生/女性等)
に合った物件を選ぶ
ベストシーズン 繁忙期を避けて落ち着いて選ぶ

部屋探しを何から始めたらいいか悩んでいる人は、ぜひここから紹介するコツの詳細をチェックしてください。

失敗しない部屋探しの流れ・手順の基本フロー

部屋探しの流れ・手順は、以下の4ステップで進めるのが基本です。

各ステップで時間と労力をかけるべき配分も意識しましょう。

ステップ 期間 内容
条件決め 1〜2週間 家賃・エリア・間取り・設備
優先順位を整理
検索 1〜2週間 不動産サイトで候補をリストアップ
不動産屋に相談
内見 1〜2週間 候補物件を実際に見て比較
複数物件を必ず見る
契約 1〜2週間 申込→審査→契約書類準備→契約締結

部屋探しは全体を通して、1.5~2ヶ月程度かけるのが理想です。

焦って1ヶ月以内で決めようとすると、内見不足や条件確認漏れの原因になります。

部屋探しのコツ①|時期・いつから始めるべきかの目安

部屋探しを始めるのは、「入居希望日の2~3ヶ月前」が目安になります。

部屋探しのコツとしてまず考慮するのは、部屋探しをいつから始めるかという「時期」について。

なぜ入居希望日の2~3ヶ月前がベストなのか、具体的なスケジュールを踏まえて説明していきます。

入居希望日から逆算した部屋探しの期間平均

部屋探し期間の平均は、申込から契約・入居までを含めて1.5~2ヶ月程度が一般的です。

具体的には、入居希望日から逆算して以下のスケジュールをおすすめします。

▼部屋探しスケジュール

入居日前 やること
3ヶ月前 希望条件のリストアップを開始
2ヶ月前 物件検索・不動産屋への相談を開始
1〜1.5ヶ月前 内見を開始、候補を絞り込む
3〜4週間前 申込・審査
2週間前 契約締結・初期費用支払い

このように、部屋探しを始めるのはいつがいいかというと、入居希望日が決まっているならその2~3ヶ月前から、決まっていないなら閑散期(5〜8月、11~12月)に始めるのがベストです。

部屋探しにおすすめ時期と安い時期(繁忙期・閑散期)

部屋探しする時期には、おすすめの時期や安い時期があります。

賃貸契約で損をしないようにするためには、繁忙期・閑散期の特徴を理解して選ぶのがポイントです。

シーズン 期間 内容
繁忙期 1~3月 家賃・エリア・間取り・設備
優先順位を整理
繁忙期 9月 不動産サイトで候補をリストアップ
不動産屋に相談
閑散期 5~8月 候補物件を実際に見て比較
複数物件を必ず見る
閑散期 11~12月 申込→審査→
契約書類準備→契約締結

時期に余裕があるなら閑散期に探したほうが交渉が成立しやすく、コスパの良い部屋に出会いやすくなります。

上京・大学進学・転勤の場合の部屋探し開始時期

上京や大学進学などで移転する場合、部屋探しをいつから開始するかは重要です。

ライフイベント別の開始時期の目安は以下のとおりです。

ライフイベント 開始時期
上京 上京予定の2~3ヶ月前
大学 合格発表後すぐ(2~3月)
4月から一人暮らし 1月中旬~2月上旬
転勤 入居日の1〜2ヶ月前

4月から一人暮らしを始めるという人は多いため、より良い物件を見つけるためにも部屋探しをいつから始めるかは気にしておきましょう。

部屋探しのコツ②|希望条件と優先順位の決め方

部屋探しの成功は、希望条件をどれだけ明確に整理できるかにかかっています。

部屋探しのポイントとして、家賃・エリア・間取り・設備を整理し、譲れない条件と妥協できる条件を分けることが重要です。

部屋探しをする際は、あらかじめ希望条件のリストを作って優先順位を明確にしておきましょう。

家賃・エリア・間取り・通勤時間の決め方

部屋探しする上で、通勤・通学時間は重要なファクターです。

部屋探しで最初に決めるべき4つの軸を表にまとめています。

項目 詳細
家賃 管理費・共益費込みで月収の3分の1以下が目安
エリア 通勤・通学先からの距離・乗り換え回数を考慮する
間取り 一人暮らしならワンルーム~1K、
二人暮らしなら1LDK~2DKが目安
通勤時間 片道30〜45分以内が無理のない範囲

毎日のように公共交通機関を利用する方は、通勤時間が1時間を超えるとストレスが蓄積しやすいので、無理のない範囲で部屋探しするのがおすすめ。

土地勘がない場合は、複数エリアを候補にいれておきましょう。

譲れない条件と妥協できる条件のリスト化

部屋探しの条件リストを作る際は、希望条件を「絶対に譲れないもの」「できれば欲しいもの」「妥協できるもの」の3段階に分けるとスムーズです。

例えば、以下のようにリスト化します。

条件 詳細
絶対条件 「駅徒歩10分以内」「2階以上」
「バス・トイレ別」「室内洗濯機置き場」
希望条件 「南向き」「独立洗面台」「オートロック」
妥協できる条件 「築年数」「広さ」「収納の多さ」

リスト化しておくと、不動産屋とのやり取りもスムーズになります。

選ばないほうがいい賃貸物件の特徴

部屋探しをする際、選ばないほうがいい賃貸物件も存在します。

あらかじめ選ばないほうがいい賃貸物件の特徴を知っておくと、リスクを回避しやすくなります。

代表的な要注意物件の特徴は以下のとおりです。

  • 過去に騒音トラブルが頻発している
  • 敷金/礼金が安い割にクリーニングが高額
  • 内見を断られる・写真しか見せない
  • 外観・共用部の手入れが行き届いてない
  • 管理会社の対応が悪い・連絡が遅い
  • 築年数の割に異常に家賃が安い

内見を断られたり写真しか見せてくれなかったりする物件は、集客目的で掲載された実際には契約できない(実在しない、または入居中)「おとり物件」の可能性があります。

また、築年数の割に異常に家賃が安い物件は、事故物件の可能性もあるので理由をしっかりと確認しましょう。

部屋探しのコツ③|賃貸探し方の裏技と不動産屋の選び方

賃貸の探し方には、知っているか知らないかで大きく差が出る「裏技」があります。

サイト・アプリの使い分けから不動産屋の選び方、プロが実践する裏技まで、不動産屋で部屋探しするときのコツを紹介します。

賃貸の探し方~おすすめサイト・アプリの使い分け~

賃貸の探し方でおすすめなのは、サイトやアプリの活用です。

ネットで部屋探しサイトのおすすめを検索すると、数多くのサイトや部屋探しアプリが見つかるので、複数を組み合わせて使いましょう。

サイトによって、取り扱っている物件数や初期費用、こだわり条件、キャンペーンなど特徴はさまざま。

ポイントは、複数サイトで同じ条件で検索して比較することです。

同じ物件でも掲載サイトによって表示価格や情報が微妙に違うことがあります。

賃貸の探し方~不動産屋の選び方(来店前のチェック)~

賃貸の探し方の中でも、不動産屋の選び方は部屋探しの満足度を左右する最重要ポイントです。

部屋探しでおすすめできる不動産屋かどうかは、以下のポイントを確認しましょう。

  • Googleマップの評価(4.0以上が目安)
  • 地元密着型or大手チェーン
  • 公式サイトに物件情報があるか
  • 問い合わせの対応が丁寧か
  • 「おとり物件」がない誠実な店舗か

Googleマップの評価は、口コミの内容もよく確認しましょう。

公式サイトの物件情報は、情報の更新頻度も注目ポイントです。

また、地域密着型の不動産屋のほうが地域情報に詳しいケースが多いためおすすめです。

複数の不動産屋を比較してから来店することで、信頼できるパートナーを見つけやすくなります。

プロが教える賃貸の探し方・裏技5選

賃貸の探し方の裏技として、プロが実践している5つのテクニックを紹介します。

裏技 効果
閑散期に探す 家賃交渉・初期費用交渉が
成立しやすい
平日午後の時間帯
に内見
不動産屋がじっくり相談に
乗ってくれる
「キャンセル待ち物件」
を狙う
人気物件に巡り会える可能性がある
複数の不動産屋に
問い合わせ
紹介物件のラインナップを比較できる
「物件名」をGoogle検索 別のサイトで安い掲載が
見つかることがある

よくあるおとり物件の見分け方は、現地待ち合わせが可能かを不動産会社に確認するのが最も有効です。

他にも、登録日が古い(1ヶ月以上)、物件名や詳細な住所がない、写真が使い回しされているなどの特徴もあります。

家賃に関しては、直接大家に交渉することが可能な場合もあります。

部屋探しのコツ④|内見でチェックすべきポイント

部屋探しの最重要ステップは「内見」です。

物件情報や写真だけでは分からない情報を、五感で確認することが部屋探し成功の鍵になります。

部屋探しするときの内見チェックポイントを詳しく解説します。

部屋の中でチェックすべきポイント

内見時に部屋の中でチェックすべきポイントは以下の7つです。

  • 壁を軽く叩いて遮音性を確認
  • 水回りの水圧と排水を確認
  • コンセントの位置と数
  • 収納の量と使いやすさ
  • 日当たりと風通し
  • 窓のサッシ・気密性
  • 床の傾き・歪み

壁を叩いて低く重い音がする壁は、遮音性が高く好ましいと言えます。

コンセントの位置や収納のサイズをメジャーで測ることで、家具や物を配置するときのシミュレーションができます。

できれば日中の異なる時間帯に内見し、持参したペットボトルや小銭を置いて床の傾きや歪みを確認しましょう。

窓のサッシが複層ガラスであれば、断熱性が高く結露を大幅に軽減できます。

建物・周辺環境でチェックするポイント

内見時には、部屋の中だけでなく、建物全体と周辺環境も必ず確認しましょう。

具体的なチェックポイントは以下のとおりです。

  • 共用部の清潔さ
  • ゴミ置き場の整理状況
  • 郵便受けの状態
  • 駐輪場・駐車場の有無と位置
  • 近隣スーパー/コンビニ/駅までの移動時間
  • 夜間の街灯・人通

共用部(廊下・階段・エントランス)やゴミ置き場の様子を見れば、住人マナーの基準がわかります。

ダイレクトメールで溢れている郵便受けが目立つ場合、長期不在や空き家が多く、防犯上の管理リスクが高まるため注意が必要です。

特に女性の場合、夜間の街灯や人通りがあるかもチェックしましょう。

内見時に不動産屋に聞くべき質問

内見時には、目で見てわかる情報も聞いておくことが大切です。

ためらわずに以下の5つの質問をしましょう。

  • 過去に騒音トラブルの有無や退去理由
  • 周辺住人の年齢層・家族構成
  • 管理会社の対応スピードや緊急連絡先
  • 初期費用交渉の可否やフリーレント有無
  • 物件のデメリット

これらの質問に対し、あいまいに答えられた物件は要注意です。

部屋探しのコツ⑤|家賃・初期費用を抑える方法

部屋探しのコツで、安く部屋を借りるための具体的な方法を紹介します。

少しの工夫で数万円~数十万円の差が生まれることもあるので、ぜひ実践してみましょう。

フリーレント・敷金礼金ゼロ物件の活用

フリーレント物件とは、入居後の一定期間(1~2ヶ月)の家賃が無料になる物件のことです。

閑散期や長期空室物件で見られる特典で、初期費用を大幅に抑えられます。

敷金礼金ゼロ物件も初期費用を抑える定番の選択肢です。

ただし、退去時のクリーニング費用が別途請求されるケースもあるため、契約条件を必ず確認しましょう。

家賃交渉のタイミングと伝え方

家賃交渉は、申込前または申込時に行うのが定石です。

契約後の交渉はほぼ不可能なので、タイミングを逃さないようにしましょう。

伝え方のポイントは以下のとおりです。

    • 他の物件を比較材料として交渉する
    • 値下げ希望は家賃の5~10%以内が◎
    • 「今すぐ申し込みたい」意思を伝える
    • 空室期間が長いほど交渉成立率が高い

「他に内見した物件の方が条件が良い」と伝えてみると、値下げ交渉に応じてくれる可能性があります。

また、「今すぐ申し込みたい」と前向きな意思を見せることで、より交渉が成立しやすい場合もあります。

仲介手数料を抑える方法

仲介手数料は、宅地建物取引業法により上限が「家賃の1ヶ月分+消費税」と定められています。(参考1)国土交通省-住宅:「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」について

「仲介手数料半額」や「仲介手数料無料」と提示している不動産屋を選べば、例えば家賃8万円の物件で4~8万円程度を節約できます。

ただし、仲介手数料が安い分、別の費用(事務手数料等)が高くなっていないかを必ず内訳で確認しましょう。

部屋探しのコツ⑥|一人暮らし・二人暮らし・女性・大学生など属性別

部屋探しのコツは、一人暮らしや二人暮らしなど住人の属性によって少しずつ重視すべきポイントが異なります。

自分のケースに当てはめて参考にしてください。

部屋探しのコツ~一人暮らし(初めての方向け)~

部屋探しのコツとして、一人暮らしの初心者がまず押さえるべきポイントは以下の3点です。

  • 家賃は手取り月収の3分の1以下に抑える
  • 駅徒歩10分/コンビニ徒歩5分以内が便利
  • 広さより安心して暮らせるかを優先

家賃は生活する上で無理のないラインを死守することが大切です。

また、初めての一人暮らしは「便利で安全な立地」を選ぶことで、生活の質が大きく変わります。

部屋探しのコツ~二人暮らし・同棲カップル向け~

部屋探しのコツにおいて、二人暮らし、特に同棲カップルならではの押さえるべきポイントがあります。

2人の関係性にも大きな影響を与える可能性があるため、しっかりチェックしておきましょう。

  • 間取りは1LDK以上を選ぶ
  • お互いの通勤・通学先の中間地点を選ぶ
  • 二人入居可(ファミリー向け)か事前確認
  • 結婚出産も視野に入れなら2DK~も検討
  • 家賃負担の割合と名義を事前に話し合う

ワンルームは家賃が抑えられますが、生活時間がズレると関係悪化のリスクが高まります

2人暮らしの部屋探しは、将来へ向けての準備段階の方も少なくないため、慎重に選びましょう。

女性の一人暮らし・物件探し方の安全ポイント

女性が一人暮らしする場合、物件の探し方で重要なのは「防犯面」です。

部屋探しするときは、女性ならではの視点を追加しましょう。

  • オートロック・インターホン付きを選ぶ
  • 2階以上の階数を選ぶ
  • 駅〜自宅の夜道を事前にチェック
  • 女性専用・女性向けセキュリティも◎
  • 洗濯物が外から見えない間取り
  • 管理会社・大家の女性対応が可能か

物件そのものだけではなく、帰宅するときの夜道に街灯や人通りがあるかは安全面で非常に大切です。

1階は侵入リスクが高い傾向があるため、2階以上の階数を選ぶのがベター。

防犯カメラの設置数や洗濯機置き場が室内にあるか、ベランダの位置・カーテンの工夫また壁の薄さなども、安心して暮らすために重要なポイントです。

大学生・学生の部屋探しのコツ

大学生・学生が一人暮らしするときの部屋探しのポイントとしては、以下のような視点が大切です。

  • 学校までの距離
  • 学生向けマンションや学生専用を検討
  • 家賃は親負担も考慮し無理のない範囲に
  • 初期費用が安い物件を選ぶ
  • 親の連帯保証人を前提に契約準備する

部屋探しをする大学生・学生が最も優先したい条件は、学校までの距離(徒歩・自転車・バス・電車)です。

朝一番の講義に余裕があるか、あるいはゼミや研究室での作業で遅くまで残る可能性もあるので、できるだけ近いほうが快適なキャンパスライフを過ごせるでしょう。

学生向けの物件は同世代が多く、初めての一人暮らしでも安心感があります。

不動産屋によっては敷金礼金ゼロなどのキャンペーンを実施している物件もあるので、初期費用を抑えたい方にぴったりです。

転勤・遠方からの部屋探しのコツ

転勤や遠方から引っ越す際の部屋探しのコツとして、現地に行けない場合ならではの工夫が必要です。

以下の方法を活用して、希望に沿う物件を探してみてください。

  • オンライン内見を活用
  • ストリートビューで周辺環境を確認
  • 地元の不動産屋に電話で詳しく聞き取り
  • 1日だけでも現地に行って2~3件内見
  • 代理内見(家族や知人)も選択肢の1つ

最近では、ビデオ通話で不動産屋に部屋を見てもらうオンライン内見ができる物件も増えてきているので、積極的に利用しましょう。

地域情報を持っている地元の不動産屋に聞き取りするのも有効です。

部屋探しのコツ⑦|繁忙期を避ける

部屋探しのコツとしては、できる限り繁忙期を避けることです。

上述したように1月~3月や9月は繁忙期のため、物件数は比較的多いものの競争率が高く好条件を引き出しにくくなり、家賃交渉も難しくなります。

そのため、5~8月や11~12月の閑散期を狙うことで、安く良質な物件に出会える可能性が高まります

また、閑散期には不動産屋が丁寧に対応してくれる傾向があり、じっくり内見できるメリットも。

ただし、物件数は繁忙期に比べて少ないため、多少の妥協が必要な場合があることは認識しておきましょう。

部屋探しでよくある失敗談と適切な対策方法をチェック

部屋探しでありがちな失敗談を4つの例として紹介します。

事前に知っておくだけで同じ失敗を避けられるので、チェックしておきましょう。

①条件を絞らずに探して時間ばかりかかった

「とにかくいろんな物件を見てみよう」と条件を絞らずに探した結果、何百件もの物件情報に圧倒されて決められなくなるケースがあります。

対策としては、上述した「譲れない条件と妥協できる条件のリスト化」を最初に行うこと。

あらかじめ希望条件をリスト化しておくことで、物件選びが格段にスピードアップします。

②内見時の確認漏れで入居後に後悔

内見時に見るべき箇所を見落とし、入居後に問題が生じて後悔するケースもあります。

外観や写真の印象だけで契約してしまうと、「シャワーの水圧が弱い」「夜になると工場の音がする」「コンセントが足りない」といった問題に気づくパターンになりがちです。

対策としては、上述した「内見でチェックすべきポイント」をそれぞれリスト化し、内見当日に一つずつ確認しましょう。

③おとり物件に振り回された

ネットに掲載されている格安物件を見に行ったら「もう契約済みです」と言われ、別の物件を勧められる、いわゆる「おとり物件」に遭遇するケースもあります。

消費者庁では、不動産のおとり広告に関する表示について注意喚起しています。(参考2)消費者庁-不動産のおとり広告に関する表示

対策は、信頼できる不動産屋を選ぶことと、極端に条件が良すぎる物件を疑う目を持つことです。

掲載情報の更新日が異常に古い物件も要注意のサインなので、よく確認してみましょう。

④繁忙期に焦って妥協した

1~3月の繁忙期は物件が次々と決まっていくため、焦って条件を妥協してしまう失敗が多くなります。

対策としては、可能な限り閑散期(5~8月、11~12月)に探すこと

時期の余裕がない場合は、繁忙期前の12月から事前リサーチを始めて、繁忙期に入る前に候補物件を絞り込んでおくのがおすすめです。

【Q&A】部屋探しのコツに関する知恵袋や質問

部屋探しのコツに関して、知恵袋や2chでよく見られる質問についてお答えします。

Q1. 部屋探しのコツ・築年数の目安は?

部屋探しのコツにおいて、築年数の目安は構造によって変わります。

木造は築15年以内、軽量鉄骨は築20年以内、RC造マンションは築30年以内が一般的な目安です。

ただし、リフォーム済みの築古物件は実年数より状態が良いことも多いため、築年数だけでなくリフォーム履歴を併せて確認しましょう。

1981年6月以降の建物は新耐震基準を満たしているため、それ以降の物件であれば耐震面の心配は基本的に不要です。(参考3)国土交通省-住宅・建築物の耐震化について

Q2. 東京・都内における部屋探しのコツは地方と違う?

東京都内で部屋探しをするときのコツは、地方とは大きく異なります。

都内は物件数が多い反面、競争率が極めて高く、繁忙期は1日で物件が決まることも珍しくありません。

即決できる準備(必要書類の事前準備・初期費用の確保)を整えてから内見に行くことが重要です。

また、都内は家賃が高い分、駅徒歩5分圏内・1Kでも8~12万円という相場感を最初に頭に入れておきましょう。

Q3. 札幌・仙台における部屋探しのコツの地域差は?

札幌や仙台で部屋探しをするときのコツは、寒冷地ならではの暖房・断熱への配慮が重要です。

主なチェックポイントは以下のとおりです。

  • 断熱性能(複層ガラス・断熱材の有無)
  • 暖房の種類(ストーブ・床暖・エアコン)
  • 光熱費の目安
  • 水道管凍結対策の有無
  • 除雪が行き届く立地・駐車場か
  • 地元密着型の不動産屋を活用

北海道では、特に水道管凍結対策をしているかは重要になってくるので要チェック。

他の地域と同様に、地域特有の物件情報に詳しい地元密着型の不動産屋を選ぶことも大切です。

Q4. 不動産屋に聞きにくい質問はどう聞く?

不動産屋に聞きにくい質問(事故物件か、過去のトラブル等)は、率直に「気になっているので教えていただけますか」と聞くのが正解です。

宅地建物取引業法上、不動産屋は重要事項について嘘をついてはいけません。

質問を避ける担当者には警戒し、別の不動産屋を当たるのも一つの判断です。

Q5. 内見なしで契約しても大丈夫?

内見なしの契約は、転勤などやむを得ない事情がない限り原則おすすめしません。

写真や動画では、においや音、日当たり、隣人の生活感などの「感覚情報」が伝わらないためです。

どうしても現地に行けない場合は、オンライン内見(ビデオ通話)を活用しましょう。

不動産屋に「気になる箇所」を細かく指定して映してもらうことで、内見の質を高められます。

まとめ|部屋探しのコツを押さえて理想の物件を見つけよう

ここまで、部屋探しのコツを解説してきました。

改めて記事の要点を整理します。

  • 部屋探しは入居希望日の2~3ヶ月前から
  • 希望条件をリスト化する
  • 複数のサイト・アプリ・不動産屋を比較
  • 内見は部屋・建物・周辺環境を全て確認
  • 工夫次第で初期費用を大幅削減できる
  • 属性別で異なるポイントがある
  • できるだけ繁忙期を避ける
  • リスク回避のために失敗談を事前に知る

部屋探しで失敗しないために最も重要なのは、信頼できる不動産屋に出会うことです。

地元密着で物件情報に詳しく、デメリットも正直に教えてくれる担当者がいれば、安心して理想の物件にたどり着けます。

▼参考にしたページ一覧

(参考1):国土交通省-住宅:「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」について
(参考2):消費者庁-不動産のおとり広告に関する表示
(参考3):国土交通省-住宅・建築物の耐震化について

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