東向きはやめとけ?日当たりやマンションで後悔する人とは

賃貸ノウハウ

物件を選ぶ時に重視したい方角ですが、「東向きはやめとけ」という意見を目にします。

実際に生活してみないと分からないことも多いため、「東向き賃貸はダメ?」「西向きと東向きはどっちがいい?」などと疑問に思う方も多いはずです。

今回は”東向き”に焦点をあてて、マンションの日当たりや後悔しない人の特徴などについて解説していきます。

東向きマンションのベランダのカビ対策や、うつ予防に良いと言われる理由、風水的な意味も紹介します。

東向きの物件で快適に生活できるように、ぜひ参考にしてください。

東向きはやめとけ?デメリット

部屋を借りたり家を建てたりする時に気になる日当たりについて「東向きはやめとけ」という意見もあります。

実際に知恵袋などには、「東向きはやめたほうがいいですか?」と質問されている方も多いです。

東向きの部屋についての口コミをまとめてみました。

  • 午後から日が入らないので、部屋が暗い
  • 朝日がまぶしいくて、夏場は朝から灼熱
  • 午前中しか日が当たらないから、冬寒い
  • 洗濯物が乾きにくい
  • 一番人気の南向きの次に人気のある向き
  • 夏場は日差しが少ないから涼しい

このように賛否が分かれる東向きの部屋ですが、まずはデメリットについて掘り下げて解説していきます。

デメリットを知ることで、事前に対策をしておけば快適に過ごすことができますよ。

東向きマンションはカビが発生する?

東向きのマンションは、午後からの日差しが弱まるため湿気がたまりやすく、カビが発生しやすくなる傾向があります。

特に冬場は、東向きの部屋は「日照不足での冷え+暖房器具の使用」で結露が発生し、それがカビの原因につながることも多いです。

建物の立地にもよりますが、東向きかつ風通しの悪い間取りの場合は、通気性が低くなるのでさらにカビの発生率が高まります。

東向きのマンションに住む場合は、湿気対策として適度な換気や除湿機を使用することをおすすめします。

東向きマンションは暗い?

東向きのマンションは午前中に日が良く当たる分、午後は日差しが弱くなるので暗いと感じることがあるかもしれません。

部屋全体でみると暗いと感じますが、間取りで見た場合にはメリットとなる場合もあります。

▼間取りで見る東向きマンションの利点

東向きに玄関 ・朝日が差し込み冬場は暖かい
・日中の日差しを避けられるため夏は涼しい
東向きにリビング ・朝に明るい日差しが差し込み心地良い
・西日を避けられるため夏場でも涼しい

そんな東向きの部屋の暗さ対策は、主に明るい色のインテリアや間接照明を置くことで解消することができます。

▼部屋の暗さ対策

  • インテリアや家具を白やベージュなどの明るい色にする
  • 間接照明を置く(明るい電球◎)
  • 低い家具を置いて、光の通り道を作る

東向きのマンションは部屋の暗さに合わせて、インテリアや照明などを変えて楽しんでみてください。

東向きのベランダは洗濯物が乾かない?

東向きのベランダは午後になると日当たりが悪くなるため、午後に洗濯物を干す場合は乾かないことがあります。

逆に、午前中は朝からよく日が当たるため、洗濯物を干すのに絶好の時間帯と言えます。

また、日光が欠かせない観葉植物がある場合も、午前中に日光浴の時間を設けるなど工夫すると良いでしょう。

東向きのベランダは、時間帯を午前中にずらすことで洗濯物を干したり観葉植物を育てたりすることがスムーズに行えます。

東向きの日当たりは悪いのは本当?

東向きの日当たりは、朝から午前中にかけては日当たりは良好なので、一概に悪いというわけではありません

日の光とともに目覚めて活動する社会人や学生さんにとっては、気持ちよく朝を迎えられるのはむしろメリットと言えます。

東向きの日当たりが悪いと言われるのは、午後になると日差しが少なることが理由です。

東向きの日当たりについて詳しく解説していきます。

東向きは朝が暑い?

東向きの部屋や建物は、朝から暑いという意見もあればそうでもないという意見の両方があります。

これは、住んでいる地域や周囲に建物があるなど立地条件によって異なります。

遮るものがなく部屋に直接日が当たる場合は、「朝から暑いので遮光カーテンが必須」という意見が多く見られました。

遮光カーテンなどを使用すれば、暑さを和らげることができるため、東向きの部屋に住んでいる方におすすめです。

東向きの冬は寒い?

東向きの物件は、冬になると日照時間の短さや午後からの日差しの少なさから「寒い」と感じることが多いです。

午前中は日差しが差し込むため暖かいと感じますが、冬場の外気の冷えもあるので日中も温度が上がりにくいと感じることもあるでしょう。

東向きの部屋に住んでいる方は、暖房器具や断熱フィルムを使うなど工夫することで快適に冬場を過ごすことができます。

▼東向き部屋の冬の寒さ対策

  • 暖房(起床時間に暖まっているようにタイマーセットが◎)
  • 断熱効果のあるカーテン、電気毛布などの導入
  • 窓に断熱フィルムを貼る  など

持ち家の場合は、東向きの部屋に断熱効果の高い二重窓にすると効果的です。

東向きの賃貸物件が安いのは本当?

東向きの賃貸物件は、人気の高い南向きの物件に比べると安い傾向にあります。

デメリットを見ると東向きの賃貸物件は人気がないと感じそうですが、人気のある部屋の向き順でいえば「南、東、西、北」と東向きは南に次いで2番目に人気の方角になります。

そのため、価格相場も「南、東、西、北」の順に安くなっていきます。

▼方角で見る賃貸物件価格の比較

方角 価格比率 価格(例)
南向き 基準 10万円
東向き 基準より3~5%程度安い 95,000円~97,000円
西向き 基準より3~5%程度安い 95,000円~97,000円
北向き 基準より8%程度安い 92,000円

(参考1):SUUMO-方角による価格差はある?…

南向きの部屋に比べると1ヶ月分の差は数千円になりますが、年単位で考えると出費を抑えられるポイントになります。

西向き・東向きでどっちが快適?

西向きの部屋と東向きの部屋はどっちが良いかは、ライフスタイルによって異なります。

先ほどの人気順や物件価格の表で見ても分かるように、西向きと東向きは人気・価格に大きな差はほとんどないと言えます。

西向きと東向きの特徴をもとに、メリットとデメリットをそれぞれまとめました。

西向き 東向き
特徴 午後~夕方にかけて
日差しが強い
朝~午前中の日当たり◎
午後から日差しが弱まる
メリット ・洗濯物がよく乾く
・日照時間が長く明るい
・冬場でも暖かい
・朝から部屋が明るい
・夏場涼しい
・洗濯物は午前中に干す
と乾きやすい
デメリット ・午前中は暗い
・夏場は室内温度が
高くなり暑い
・午後の日当たりが悪く
部屋が暗い
・冬場は室内が冷える

日差しの入り具合から考えると、朝から活動し始める人は東向きの部屋、午後に活動し始める人は西向きの部屋がおすすめです。

室内温度も日の当たり具合で異なるため、暑さや寒さへの好みによって方角を決めても良いでしょう。

東向きマンションやアパートで後悔しない人の特徴

東向きのマンションやアパートに住んで後悔しない人には、以下のような人が当てはまります。

東向きの部屋は朝の日差しが良く入るというメリットがある反面、午後からの日差しが少なく暗く・寒いのがデメリットです。

デメリット対策&メリットを有効活用して生活することができれば、東向きのリビングや寝室などでも後悔なく生活することができます。

東向きのマンション・アパートでも後悔しない人の特徴を、詳しく解説していきます。

体内時計を整えたい人

東向きのマンションは、朝に日差しを浴びることができるため体内時計を整えたい人には絶好の方角です。

朝に日の光を浴びることで、セロトニンが分泌され、自律神経が整うので、気持ちよく起きることができます。

▼セロトニン(幸せホルモン)の効果

気分の向上やストレスの緩和に効果があります。自律神経の調整にかかわるホルモンで、分泌を促すことで精神の安定につながります。

そのため、東向きの部屋はうつ症状の緩和に適しているという意見もあります。

気分が沈みがちな方は、うつ予防・対策として東向きのマンションを選ぶのもおすすめです。

特に体内時計を整える必要がない方や朝日が眠りの妨げになってしまう方は、遮光カーテンの使用やアイマスクの着用で対策することができます。

朝活重視で日中家にいない人

東向きのマンションやアパートは、午前中に日が差し込むため、朝から活動して日中は仕事などで家にいない人におすすめです。

朝から仕事や学校などで外出して夜に帰ってくる人にとっては、「朝に日が差し込む」「午後は日陰になるため暗い」という東向きの部屋の特性が好都合になります。

東向きのデメリットが気にならないという点で、後悔せずに生活を送ることができます。

反対に朝や日中は家にいるという方は、以下のようにして日差し対策をしてみてください。

▼日差しが苦手な人の対策

  • 遮光カーテンの使用
  • ネイビーやダークブラウンなどの暗め・濃いめの色のカーテンの使用
  • 睡眠時にアイマスクをつける  など

夏場暑いのが気にならない人

東向きの部屋は、夏場は特に「日差しで朝から暑い」という口コミもあるため、暑さが気にならない人の方が後悔せずに生活することができます。

しかし、午後は日陰が多くなるため夏場でも日差しを避けて涼しく過ごせるという特徴もあります。

夏場の暑さが気になるという方は、朝方から午前中はエアコンを使用するなど工夫すれば、午後は比較的涼しく過ごすことができるため快適です。

夜に乾燥機で洗濯する人

東向きの部屋は、乾燥機で洗濯物を乾かす人にはデメリット関係なく生活することができます。

東向きのマンションやアパートは、朝に洗濯物を干さないと乾きにくいというデメリットがあります。

自宅に乾燥機がある方・洗濯はコインランドリーで済ますという方は、夜に帰宅した後でも洗濯から乾燥まで完了させることができるため、東向きでも後悔しないでしょう。

朝から洗濯物を干す時間がないという方は、乾燥機やコインランドリーの使用など工夫することで快適な生活を送れます。

東向きの戸建てで後悔しない人は?

東向きの戸建てであっても、リビングや寝室など部屋の配置をライフスタイルに合わせることで後悔せずに生活することができます。

▼東向きの戸建てで後悔しない人

  • 朝型の生活の人
  • 午前中に洗濯などの家事を行う人
  • 夏場を涼しく過ごしたい人  など

戸建ての場合は、東向きだからと言ってすべての部屋が東向きというわけではありません。

賃貸や建売の戸建ては内見の際に、日差しの入り具合から部屋の配置を確認することをおすすめします。

注文住宅の場合は、方角や窓の数など指定することができるため、建てる時に日差しの入り具合を考慮して部屋の配置を決めるとよいでしょう。

東向きは風水的に良い?

東向きを風水で見た場合、太陽が昇る方角として”良いスタートを切る”活動的な面での運気が良いとされています。

▼風水で見る東向き

仕事運
発展運
新しいことを始める、出世や目標達成をバックアップ
若さ
健康運
エネルギーを象徴し、若さや住んでいる人の活力を高める
情報 多くの情報が集まり、良い効果が期待できる

そのため、東向きに玄関や仕事・勉強部屋などを配置する人もいます。

観葉植物など成長するアイテムや、情報ツールとなるテレビなどは東に設置するのがおすすめです。

東向きに配置される部屋は「開運の入り口」になるため、明るさと清潔さを保つと◎

東向きは生活を送る上で、とても縁起のよい向きなので、風水を意識してみるのも良いかもしれませんね。

東向き物件の内見時の5つのポイント

東向きの物件は、部屋の配置も重要ということが分かったところで、内見時のポイントを5つ紹介します。

物件を選ぶ際は、ライフスタイルに合わせた条件の優先順位を決めておくとお部屋探しがスムーズになりますよ。

①時間帯を変えて2度以上の内見

東向きの物件は時間帯によって日当たりが変わるので室内の印象を把握するためにも、2度以上の内見をおすすめします。

午前中は日当たりがよく午後は日の光が少ないという特徴があるため、内見の時間帯も午前と午後で行くと良いでしょう。

住んでからデメリットに気づくよりも、日当たりを確認して遮光カーテンや暖房器具などを準備して対策をしておくと、引っ越し後もスムーズです。

②周囲の建物の状況

東向きの物件に限らず、周囲に高い建物がないかなど状況の確認は大切です。

東向きは午前中の日当たりが良いといっても、近くに高い建物があって思うように日が入ってこないという場合もあります。

東向きマンションなどの内見で、周囲の建物状況の確認ポイントをまとめました。

▼内見時に見るべき周囲の建物状況

  • 隣の建物との距離が近すぎないか
  • 物件が高い建物の陰に入っていないか(特に午前中)
  • 窓からの景色・日差しが遮られてないか

内見の際には、物件の内観・外観だけでなく周囲の建物の状況もしっかりと見ておきましょう。

③ベランダの壁や窓の数

午後に日差しが少なくなる東向きの物件は、風通しが悪いと湿気がたまりやすいという特徴もあります。

そのため、ベランダの床や壁などにカビや黒ずみが発生することもあり、壁の色味が白っぽいと汚れが目立ちやすいです。

また、日当たりや風通し、室内温度にもかかわる窓の数も確認しておきましょう。

窓の数や設置場所によって、光の入り具合や風通しも変わります。

ベランダや窓の数を確認するのは、どちらも午前中の内見時が最適です。

実際の日差しの入り具合を確認し、部屋の明るさやベランダの暖まり方・壁の様子をチェックしてください。

④湿気やカビ対策ができるか

東向きの物件は、通気性の悪い部屋などは湿気がたまりやすくカビが発生しやすいです。

そのため、湿気やカビ対策ができるかどうかも気持ちよく生活する上では重要になります。

こまめな換気や除湿機の稼働に加え、窓に結露防止シートを貼るなどの対策が有効です。

壁掛けや窓に貼り付けるタイプのものは、契約上禁止されている場合もあるため、内見時に管理会社やオーナーに確認することをおすすめします。

⑤自分の生活リズムで快適か

朝に日が差し込む東向き物件は、朝から活動する生活リズムの人にとっては快適な物件です。

反対に、夜型の生活リズムの人にとっては「寝ている時に日差しがまぶしい・暑い」と感じることもあるでしょう。

まずは、どの時間帯にどの程度の日差しが入るのかを内見時にしっかりと確認することがおすすめです。

まとめ

東向きの物件には「午前は日当たり良好・午後は日差しが少ない」という特徴があります。

「東向きはやめとけ」という意見もありますが、朝から仕事など活動したい人や生活リズム・体調を整えたい人には最適な方角です。

東向きの物件で後悔しないためにも、内見時には以下のポイントを参考にしてください。

デメリット対策を行うことで、東向きの部屋でも快適に生活することができますよ。

▼参考にしたページ一覧

(参考1):SUUMO-方角による価格差はある?…

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